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【地域創造学】住田 まちあるき せたまい かみありす しもありす

5月15日(水)快晴の今日、住田高校(文部科学省研究開発校)1年生は、地域を知る学びとして、魅力化サポーターの奈良さんや教育コーディネーターさんとともに地域創造学「まちあるき」へと出発しました。在籍する生徒の8割が住田町以外から通学しているため、まずは住田の魅力を知ることから学びをスタートします。これまでに教室で学んだ住田町のことを今日は自分の五感を使って学びます。

今日の行程
音楽サークル音蔵 ⇒ 住田町役場 ⇒ イコウェルすみた ⇒ 種山が原森林公園
葉山めがね橋 ⇒ 滝観洞 ⇒ 民俗資料館・上有住地区公民館 ⇒ 松日橋

本日お世話になるバス お昼の給食には一旦帰ってきます 学年長!よろしく!
いってきま~す!いつも元気に挨拶してくれる二人
気をつけて!楽しんで!
みんなの笑顔が最高!1年生
世田米のまちに到着しました
音の蔵と書いて⇒ねぐら(いいですね!)
楽器体験もさせてもらっています。ライブ感がいい!


森林の町ならではの建築に着目 

住田町は総面積の90%が森林で、うち約12,000haは町有林です。昔からこの町は良質な気仙杉が育てられており、それを活用した建物が多くあります。
住田町の「まちあるき」の楽しみの一つとして「木造尾建築」があります。
気仙杉などを使って建てられた役場庁舎は、澄み切った住田の空にとても映える建物です。「森林・林業日本一の町づくり」を目指す町住田を庁舎がアピールしています。

住田町役場庁舎

玄関から入ってすぐのホールは圧巻。町民が寄贈した樹齢100年以上のスギ丸太4本が素晴らしいんです。町民のみなさんが磨いた大木にを触ることができるのも木のぬくもりが伝わってきていいのです。天井や梁は「現し」構造。地震に強いラチス耐力壁や、この大空間を可能にしたトラス梁などもご注目ポイントです。

見上げる生徒 住田町役場大ホール「交流プラザ」

東日本大震災後の町の後方支援なども紹介する施設

仮設住宅跡地に整備された「仕事と学び複合施設(イコウェルすみた)」音楽家坂本龍一さんの関連団体などが協力してできた施設です。仮設住宅を再現した「展示棟」「オフィス棟」などが並ぶ複合施設として、震災復興の足跡という過去から新しい未来を作る場所へと変化を遂げています。

仮設住宅を移設 木造だからこそできるリノベーションに注目
坂本龍一さんとの交流も知ることができます
気仙大工の匠の技が光る山門 町の至る所にあるのも魅力
住田の空気や風を感じながら探訪

五月の種山が原

宮沢賢治のゆかりの地。種山が原を散策します。♪種山ヶ原の雲の中で刈った草は~♫で始まる詩「牧歌」は住田町の防災無線チャイムに採用されています。 
賢治の作品には、岩手の自然を舞台にしているものが多いですが、種山は賢治が作品に描くまでほとんど知られることのなかった場所です。賢治の作品には、岩手山、早池峰山、種山ヶ原が幾度となく登場し「賢治三山」と呼ばれています。今日は本当にお天気がよくて、岩手山と早池峰山がくっきり見えたと報告がありました。(うらやましい)

植林された杉の木が長い年月を経て成長しています
森の中を進みます
ヤマツツジが見事です

午後は住田の観光名所巡り

葉山めがね橋⇒ 滝観洞⇒ 民俗資料館・上有住地区公民館⇒ 松日橋

午後も奈良さんがガイドをしてくれます(奈良さんは神奈川の海老名市出身)

旧校舎の木造建築を見学・公民館も木造

住田町は3時になるとラジオ体操の音楽が流れます。見学中ちょうど3時に!
みんな自然と体操を始めました。

みんなで渡る松日橋

松日橋は下有住の高瀬にある約40メートルの木製の橋です。気仙川が増水すると橋全体が流される作りになっていて、流されるとまた集落の人たちがかけ直す、自然とともに生きる住田の人の知恵の結晶ともいえる橋です。地元の方は、この橋を「橋」ではなく生活に必要な「道」と捉えています。渡る板の部分はスギ材で、橋脚はクルミ材でできています。欄干に当たる部分は竹が使われています。

橋の名前の由来や使用されている木材の説明を聞きました

「松日」は、橋のたもとの集落の名称。かつては左岸側の松日集落から右岸側にある田畑に渡るために用いられていたそうです。元禄時代の絵図にこの橋が描かれていることから400年前にはすでにこの橋が存在したと考えられてます。

みんなで渡れば怖くない
水が透き通っているため下を見ると意外に怖い

自然とともに生きてきた住田の人たちの知恵や歴史を探訪する旅を終えた生徒たちの顔は、充実感にあふれていました。

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