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【住SUMIKO高】握っているのはバットではありません

12月23日の住高はイベントだらけ

我が校野球部のエース本日もトレーニングに余念がありません。
さて、本日彼が手にしているのはバット!?ではありません。
さて何をしているかわかりますか?正解は記事の後半にあります!

明日はクリスマス・イブ
そんな住田高校の放課後に企画されたイベント
その名も

「和洋折衷クリスマスパーティー」

盆と正月が一緒に来たよう・・・などどいう表現がありますが
住田高校はクリスマスと正月が一緒にやっていきた!!
忙しくても嬉しいことこがたくさん重なった一日でした。

住高ハウス○○にツリーとプレゼントが登場

和洋折衷パーティー

ハンドベルチームも、ほぼぶっつけ本番

【生徒の感想】
香港からのお客様を迎え、地域と生徒と先生が一緒になって日本の文化、香港の文化、欧米の文化を楽しむイベントになりました。クリスマスパーティーのスタートは、1年生5人でのハンドベルの演奏で幕開け「あわてんぼうのサンタクロース」を演奏しました。はじめは少し失敗もしましたがそれでも香港の方々がアンコールをしてくださり、アンコールにお答えして演奏しました。1回目よりも2回目が大盛り上がりました。1年生の仲間が協力して、お昼も食べずに練習してくれたことがとてもうれしかったです。ありがとうございました! 香港の皆さんからは素晴らしい歌のプレゼントがありました。また本物のクリスマスプレゼントも準備してくれていて一人ひとりにいただきました。私たちからはおかえしとして、お菓子の詰め合わせと2年生の友稀菜さんの描いたオリジナルのポストカードをプレゼントしました。みんな笑顔で喜んでいる様子が印象的でした。クリスマスの由来を香港チームから聞き、ハウスでの交流は終わりました。

プレゼントありがとう
香港チームも出し物を用意していてくれ、高校生と英語でクリスマスを歌う場面も。

本日の野球部筋トレメニューは餅つき!?

そして、ここから本日のメインイベントがスタート!!

何やら職員玄関から

ドン
ドン
ドン
ドン
と一定のリズムを刻む音が

なぜ?学校に臼と杵?

岩手県県南といえば「餅文化」が有名!
県南出身の先生がやはり年末は餅つきでしょ!と言って
ご実家の隣から借りてきてくださいました。(ご実家のものが大きすぎるので手ごろな大きさのものをとの心遣い)
更にもち米も花巻の先生のお宅で作ったもの!有名な「ヒメノモチ」
贅沢!!

元野球部の記者さんも参戦

その後できたおもちは調理室へ

みんなで餅パーティー

おばあちゃん直伝のクルミ餡をつくっています
おいしそー

印象的だったのが香港チームが持ってきた豆乳のソースでした。味は日本の豆乳より甘く、自分はこちらの豆乳のほうが好きです。他にも、こし餡や、クルミ、醤油、ずんだなどパートリー豊富なお餅をみんなで楽しみました。

香港チームの活動支援

まだまだ被災地では厳しい日常が続いています。そんな能登の皆さんに応援メッセージを書かせていただきました。最後は準備した紙がなくなり、カードの裏に書くほどたくさん集まりました。。

実は今回香港の皆さんは能登半島地震の支援に来日してくださっています。国内でもなかなか足を運ぶことができていない現状がある中、海外から駆けつけてくださり、そして1年前の出来事を忘れずにいてくださることは本当にありがたいことだと思います。こういう人の優しさが本当に身に沁みます。
住田高校には交流を通して自分に何ができるかを考え、行動することの大切さに気付かされる機会がたくさんあります。生きた学びの時間を共有できることを幸せに思います。

日常の学校生活の中で自然体で交流できた

年が明けたら鏡開きをします

来年度はもっと楽しい企画にしたいと!参加した生徒たちは張り切っていました。

香港のみなさんが帰るころ

外は雪

香港は雪がほとんど降らないためみんな大喜び

雪のうっすら積もった校庭をはしゃぎながら走るお子さんの姿や車に積もった雪を集めて小さな雪だるまを作っている姿をみて、感動や幸せはこんな日常の中にあるのだとあらためて気づいた住田高校の年末でした。